設計事務所は実に多く存在しますが、その中でも注文住宅を建てる上で良い設計事務所とはどのような設計事務所の事を指すのでしょうか。注文住宅は、建売住宅と違い、施主である注文者の要望は千差万別です。建築場所にも規制があったり、設計する側もいろいろ調べなければ設計図さえ作成出来ません。
そうすると、情報として土地に長けた不動産会社、色々な実際の建築施工を通して経験豊富な情報を持っている工務店など、関連する業者達に良い人材を知っています。すると、良い、的確な情報が入りますので、施主の土地の事についての法律的な規制だけでなく、周辺の開発情報、道路規制情報、公共埋設物の進捗情報など、現場を見ただけでは分からない情報を知ることが出来、結果、適切な注文住宅の設計が可能となります。それは顧客である施主からすると、表には出ない情報ですので、これで良い設計事務所かどうかは分かりません。
しかし、打ち合わせを重ねますと、その表には出ない情報を反映した設計の提案などが出てきます。つまり、情報を踏まえたうえでちゃんと可能不可能を理由を持って説明してくれる設計事務所が良い事務所です。また、より良い設計をする為に、よく施主の要望を聞いてくれます。そして不明な点は質問してくれます。そうしてお互いの信頼関係を築こうと努力してくれるのも良い設計事務所の特徴です。