注文住宅を建てる際に前もってやっておくことはありますか?

注文住宅を建てる際に準備するポイントは大きく並べて次の3点です。

 

1点目はどのような家にするのか、洋風、欧風、和風といったテイストから2階建て、3階建て、3LDK、4LDKといった間取りに至るまで詳しければ詳しいほど良いとされています。目的をしっかりと持てるよう、同じような注文住宅を事前に見学してイメージを膨らませることもお勧めの方法です。

 

次に予算です。ローンで借りることのできる金額は年収の7倍と言われています。頭金として用意できるお金に加えて、年収から割り出した金額で無理のないローンをくめるように計算しておきます。

 

3点目は家族のライフプランの洗い出しです。子供が小さいなら、これから個室を持てるよう部屋数を多くする、介護者がいる場合は1階にバリアフリーの空間を作る、手すりを付けるなどのオプションが必要になってきます。高齢化を考慮して、今すぐ必要ではなくともバリアフリー設計にすることをお勧めします。コンセントの位置や扉の位置まで、使いやすい導線を確保するため各部屋でどのような活動をするのか考えておくとよりいいでしょう。

 

余力があれば、建物を建て、入居するまでの事務的処理(水道ガス電気開通)などもリストアップして準備することをお勧めします。